2008-05-15 2年ぶりに

発熱しました。38.5℃くらい。それもしっかり定休日に。。。

2日間もーろーとしながら、ほとんどベッドの中で過ごした。

「お休みの日に病気になるなんて、やっぱりプロ根性ね♪」

と、なぐさめホメてくださった方も居たけれど、むむむ。。。そういうものだろうか。

おかげさまで、もうすっかり熱も下がって、復調中です。

この4年間で、予約に穴を空けたことは、2回。

2年まえ、修論出し終わって気が抜けたら、インフルエンザに罹った。

朦朧ふらふらの頭と、がらがらの声で、予約の方々にお詫びの電話をかけた。

「ごめんなさい。自己管理不足で、インフルエンザになりました。

みなさんにうつすわけにいかないので、予約のご変更をお願いします」

それでもう、それっきりになった人も居た。

あらあら、と心配してくれて、その後も変わらぬお付き合いをしてくださってる方も居る。

申し訳なかったり、ありがたかったり。ビョーキのからだにしみじみしみた。

この感覚は、勤めているだけのときには、ぜんぜん実感がなかった。

ぜんぶじぶんのせきにん。そういうことなんだろうと思った。

去年、祖母が亡くなった。このときもお詫びの電話をかけた。

「ごめんなさい。祖母が危篤で、もうすぐ亡くなりそうです。私は元気ですが、

いつもどおりのエネルギーではできそうにありません。予約のご変更を

お願いします」

こんなときに、まさかダメという人はいなかった。だけど、やっぱりこれも私の都合だ。

ごめんなさい。

たまゆらは、個人商店みたいなものだけれど、「店舗」ではない。

私が寝込めば、ここは空っぽ。私が入院したら、ここはお休み。

自己管理はそれなりにしているけれど、やっぱりときどきダウンする。

みなさんには、ご迷惑かけます。ゴメンナサイ。

そういうスタイル。

もっと広いところで、ベッドを増やして、人も雇って、要するに極端な話、私が居なくても

回るようなシステムを作った方が良い、と、親切に忠告してくれるような人も居る。

自分の手を動かさないで、お金を生み出すシクミを作るのが、賢い「金持ち父さん」の

やり方なのかもしれない。でも、ぜんぜん私には向いてないな。

なにはともあれ、はやく治します。(2008年5月15日)

鍼灸・手技セラピーたまゆら

【2021年末に閉業】 2004年5月の開業より、たくさんのご愛顧ありがとうございました。これからもみなさまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。